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攻殻SAC【ネタバレ考察】第6話「模倣者は踊る」謎の攻性防壁が少佐を襲う!3度も裏切られる想定外のストーリー!

第6話「模倣者は踊る」は、笑い男事件の模倣者が一斉にテロ行動を起こす様子が、手に汗を握るストーリーで展開されるハラハラドキドキの内容です。

”Stand Alone Complex”ーSACのメインテーマを「劇」として具現化した非常に興味深い内容となっています。

笑い男事件の「模倣者」とは、<笑い男>とどんな繋がりがあるのでしょうか?

目次

笑い男事件の「模倣者」とは?

笑い男事件の模倣者たちは、各人が自発的に単独で(Stand Aloneで)警視総監の襲撃を企てました。

ごく平凡な一人の視聴者たちが、お互い何の関係も持たないにも拘らず、集団化して(Complex)テロを起こし始めた状況は、6年前の「笑い男事件」(言わば”笑い男1.0”)とは様相が異なります。

ーあそこからは、違うリアルが始まっていたのよ(素子)[18:44]

少佐もこのように6年前の「笑い男事件」はもちろん、「視聴覚デバイス不正使用疑惑」とも異なる文脈が起こり始めていることに気がつきました。

それでは、笑い男の模倣者たちのリアルを追いかけて行きましょう。

60秒でストーリー丸わかり

攻殻好き・少佐大好きなら、このくらいは1分で読めるかと。

警視総監暗殺予告の会場に
電脳汚染が発生

ナナオによる遅効性の電脳ウィルスが、会場を警護するSPをターゲットに送信されたことから、しばらくしてリーダーSPが発症!

警視総監を警護するはずのSPが、顔を不自然に歪ませて「粛清の始まりだーーー!」と警視総監に襲いかかります。

ゴーストの囁きにより警視総監に張り付いていた少佐やパズにより、なんとか警視総監の身には危害はなかったものの、会場は一気に緊張感に包まれます。

ナナオの誤算と哀しき予定調和

自身が<笑い男>として逮捕されて歴史に名前を刻むシナリオと引き換えに、「黒幕」の依頼により、電脳ウィルスによるテロの計画を練り上げていたナナオ。

自宅から離れた別室より、自宅にあるサーバー経由で電脳ウィルスを警視総監のいる会場に送信し終わったナナオは、シナリオ通りに事が運んだと独り祝杯を上げます。

・・・が、その時、ナナオを逮捕する刑事にしては到着がやけに早い謎の人物が部屋を訪れて、訝しがるナナオをよそに容赦なく射殺してしまいます。

逆探知により遅れて踏み込んだバトーとトグサの前には、薄笑いを浮かべたナナオの屍体がありました。

集団発生!「笑い男」模倣者たちの逆襲!

電脳ウィルスによるテロをひとまず抑え込んだ少佐は、ただちにウィルス感染を確認するべく発症者の電脳にアクセスしますが、何者かの攻性防壁によって危うく電脳を焼かれそうになります。

正体不明のアクセスに訝しがる間もなく、一般市民の一人が銃をもって会場に乗り込み、警視総監に対して発砲する事態が発生。

さらに会場に詰めかけていた一般人を抑止していた警官まで、警視総監に対して発砲!さらに、報道関係者などからも発砲が発生し、会場はカオス状態に突入!

ー茶番の域を越えてるわ・・・! 少佐も一気にヒートアップします。

同じ色に染まる電脳社会のリアル

次々と襲いかかる<笑い男>の模倣者たちのよる襲撃をなんとか凌ぎ、負傷した警視総監を救急車まで運び出して、ようやく危機を脱します。

会場での一般人のテロは、「自分が笑い男だ」と名乗る者や、「笑い男に憧れて犯行に及んだ」、「暗殺予告は啓示」と称する者、そのほか不審行動による逮捕者含め39名もの模倣者によって惹き起こされました。

STAND ALONE(単独行動)でありながら、COMPLEX(集合体)である<笑い男>の模倣者たちが、大量発生した事態について、荒巻課長に問いかける少佐。

荒巻課長は、少佐に「笑い男事件には、実体のある犯人は存在しない」、「模倣者(の行動は)、オリジナルのないコピー」だとした上で、もう一度ゼロから事件を検討するしかないと諭すのでした。

ーでは、SPの電脳に潜った時、私たちを見ていた存在は一体何だったの・・・?

そう呟く少佐の横顔を、事件当日の夕暮れの暮色が染めていくのでした。

第6話は、第4話から始まる攻殻機動隊SAC「笑い男事件」関連全12話の中の大きな節目となるタイトルです。

この後は、第9話「ネットの闇に棲む男」までは、直接「笑い男事件」とは関係のない内容が続きます。

「笑い男事件」の真相をしっかり理解するためにも、これらの関連タイトルを続けて観ることをおすすめします。

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